肌老化の原因：細胞の酸化

肌が酸化する仕組み

ハリ不足や潤い不足やたるみやしわやシミやくすみや色ムラや毛穴の開きや角質のゴワつきなど、加齢に伴う肌の衰えを感じている方は多いのではないでしょうか。それは、肌細胞の酸化が大きく影響しています。年齢を重ねると活性酸素が増加します。活性酸素は老化の原因となるもので、強力な酸化作用を持っています。肌細胞の酸化が起こると肌が錆びてしまい、角質のバリア機能を低下させます。角質のバリア機能が低下するとターンオーバーが不活発になってしまい、肌細胞の再生がスムーズに行われなくなります。そのことにより肌の老化が加速し、ハリや潤いが失われてたるみやシミやしわなどのエイジングサインが出てしまうという仕組みです。加齢に伴い活性酸素は確実に増えていきますので、アンチエイジングを意識して活性酸素を除去するための対策を積極的に行うべきです。

酸化による影響

肌が酸化することによってもたらされる悪影響としては、ハリが保てず皮膚がたるんで口元に法令線が刻まれたり毛穴が縦長に開いたり輪郭が緩んでブルドッグフェイスになったりする、角質が硬くゴワゴワになりキメも粗くなってベースメイクのノリが悪くなる、メラノサイトで作られたメラニンが色素沈着を起こして黒色化し老人性色素斑が出来たり雀斑が濃くなったりしてシミだらけになる、潤いが保てず乾燥小じわやちりめんじわが増えるなどがあります。刺激を受けやすい敏感肌の場合は、角質のバリア機能が低下することでさらに刺激を受けやすくなり、エイジングが一気に加速しますので要注意です。肌細胞の酸化を防ぐためのアンチエイジングとして行うべきことは、抗酸化作用を持つ成分をコスメやサプリでたっぷりとチャージすることです。ビタミンCやコエンザイムQ10やアスタキサンチンなどの成分をチャージして、活性酸素を撃退しましょう。