肌老化の原因:皮膚の乾燥

肌老化の原因:皮膚の乾燥

肌が潤う仕組み

皮膚の乾燥は肌を老化させますから、アンチエイジングする際には乾燥対策が欠かせません。そもそも肌が潤う仕組みとはどう言うことでしょうか。肌を潤わせる3大因子があります。皮脂とNMFと細胞間脂質の3つのことです。皮脂と聞くと悪いイメージがあるかもしれませんが、天然のクリームで油分が入っているので乾燥から守ってくれます。

NMFは天然保湿因子です。吸湿性と保湿性に優れているので、角質層に水分を供給して柔軟性や弾力を保ってくれます。細胞間脂質は内部の水分の蒸発を抑えたり肌のバリア機能があります。

以上の3代因子のおかげで肌の潤いを保つことができますから、どれか一つでも欠けないようにしなくてはなりません。乾燥肌の人は皮脂が少ないと言われていますが、それだけではなくNMFや細胞間脂質の働きも合わせて肌が潤っています。

乾燥と老化の関係

なぜ、乾燥と老化には関係があるのかと言えば、そもそもセラミドやヒアルロン酸などが年と共に徐々に減少していきます。これらは肌に潤いを保つために必要な美容成分です。これらの美容成分が減少してしまい、潤い不足になると肌のターンオーバーが乱れます。通常ならば28日周期ですが、40代になると40日くらいになってしまいます。すると、しみなどができやすくなり老化を感じるでしょう。

肌が老化してしまうとしみ以外にもシワやたるみなども生じます。これらを食い止めるためには肌に潤いを与えてください。アンチエイジングと言うとハリや弾力に良い美容成分が効果的だと考えるかもしれませんが、まずは保湿が重要です。乾燥してしまうとどんどん老化が進むからです。皮膚の乾燥を防ぐためにも足りなくなったセラミドやヒアルロン酸などを補いましょう。